躁鬱大学 その2の自分用メモ

坂口恭平さんのnote「躁鬱大学」の自分用のまとめです。

『躁鬱大学 その2 自己評価が低いのではなく、もともと自分がない躁鬱人のための返事の奥義』はこちらから。

坂口恭平さんの文章は本当に読みやすいので、実際に読むのをオススメします。



『躁鬱大学 その2 自己評価が低いのではなく、もともと自分がない躁鬱人のための返事の奥義』のまとめ

・鬱にならないためには、「怒りと疲れ」を避ける。
・怒りと疲れを避けるには「心の柔らかさ」という躁鬱の特徴を自覚して、
返答方法を知っておく。
・躁鬱の気分の波の見分け方は「心臓」。



鬱にならないための方法

躁鬱の1番の敵は「我慢」なんですね。
というのも、躁鬱大学 その1で触れていたように「怒りを感じて行動する」ときは躁状態なわけです。

つまり、「窮屈さ」とか「我慢」っていうのは「怒り」につながる。だから、我慢すればするほど鬱になる、と。

だから、鬱にならないようにするには、何でも好き勝手にやって、天真爛漫に生きる、のが一番なわけです。


そして、我慢しない、怒らないように生きるには、躁鬱の特徴を知って、自覚することが大事になってきます。

そして、それが今回は「心の柔らかさによる疲れと怒り」を避ける、ということになります。



心が柔らかいことを理解する

「(躁鬱病は)心が柔らかく傷つきやすい人たちに多いです。特有の滑らかな対人関係の持ちようは躁鬱病の証拠です」

神田橋語録

普通は家族と他者はある程度区別されていて、他人のことには首を突っ込まないのが通例。

だけど、躁鬱人は、自分と他者の境界が曖昧、もしくは全くないっぽいんですね。


たとえば、その人が抱えた問題を聞いていると、すぐにそれは自分の問題になり、もしくは自分がその人自身の心と合体し、その人になってしまい、どうすれば解決できるかみたいなことを、ほとんど自分のことのように関わろうと考え始めちゃう、と。

で、こうやって他者の問題が自分のことにしちゃうと「疲れる」ことにつながるわけです。



疲れるを避けるための2つの方法

躁鬱人が疲れを避けるためには2つ方法があって、1つ目が「灯台を決めておくこと」で、2つ目が「知らない人に声をかけないこと」になります

順番に見ていきましょう。


「灯台を決めておく」



1つ目の「灯台を決めておく」は、
「どんな時でもちゃんと声をかけてくれたら耳に入れるという人を決めておく」ということ。


たとえば、生活全体はこの人、仕事全体はこの人みたいに。
家族だと近すぎるから、できたら家族ではない友人がいいらしいです。

(もし友人がいなければ仮おさえで、坂口恭平さんがなってくれるそうです。電話番号はnoteを参照してください。)



「知らない人に声をかけない」

優しいことはいいいことなんですが、躁鬱人は、

「その中心には、生き物に対する優しさがあります。この優しさと気分の波のコードは、DNAの同じ場所に乗っかっているでしょう」

神田橋語録


つまり、人を助けようとすると、全力で、あれもこれも、とやってしまって疲れてしまうわけです。


だから、「自分からは知らない人に声はかけない」。
もちろん声をかけられた場合は助けてあげていい。

そう決めておけば、疲れにくくなるわけです。

スタンスは「誰に話しかけようか」じゃなくて、「誰か声をかけてくれないかなあ」がいいと。



心の柔らかさから他人のコトバに左右されやすい

怒らないようにする方法を見ていく前に、「心が柔らかいこと」のもう1つの側面を理解しておく必要があります。

それが「躁鬱人は自分がない」ということです。

「(躁鬱病は)心が柔らかく傷つきやすい人たちに多いです。特有の滑らかな対人関係の持ちようは躁鬱病の証拠です」

神田橋語録


躁鬱人は「心の柔らかさ」ゆえに、他人のコトバに左右されるんですね。

たとえば、他人から「すごいね!」と褒められれば「自分はすごい」ということになり、他人から「お前、ダメだと思うよ」と貶されれば「自分はダメなんだ」となり鬱になっちゃう、と。

「人から何と言われたって、俺は俺だ、みたいな思考回路はゼロです。でもそれが躁鬱人なんです。」

『躁鬱大学 その2 自己評価が低いのではなく、もともと自分がない躁鬱人のための返事の奥義』


つまり、あらゆる評価の基準に自分がなくって、常に評価の基準が他人にあるわけです。

だから、何よりも最良の薬は「君はすごい」と褒められること。それ以外の薬はないし、それ以外の満足感もない。
金も名誉もいらないというより、金も名誉も君がすごいと言われたいがために求めるわけです。



怒らないようにする方法

で、早い話、怒らないようにするには、一人になるのが一番だそうです。
なぜなら、一人になれば、人から指摘されなければ怒ることもないから。

でも、先ほど説明したように、他人の評価がすべての躁鬱人にとっては一人になると、辛いし退屈。
躁鬱人は人がいないと機能しない。


心が柔らかいっていうのは、脳みそも体も人間関係も柔らかいってことでもあって、どうにでも変形するということ。だからあらゆることがインスピレーションにもなって、よくも悪くも色んな影響を引き起こす。


だから、躁鬱の特徴を知っていけば、返事のテンプレを作ることができれば、人と会うことが傷つくや怒りだけじゃなくて、インスピレーションに変えていける、と。



傷つかない、怒らない方法ための躁鬱の特徴

躁鬱の特徴を知っておくことを知っておけば、返事のテンプレを作れると説明しました。

で、躁鬱人っていうのは

・自他の境界がなく、あらゆる世界に対して心を開き、お漏らしして、困った人を助ける」ようにできている生物なのですから。
・そして、とにかく自分がすごい人間なんだと自惚れることこそが、最高に幸せな瞬間。

『躁鬱大学 その2 自己評価が低いのではなく、もともと自分がない躁鬱人のための返事の奥義』

なわけです。

で、大事なのは、躁鬱人であるあなたが、そういう人間なんだと自覚しつつ、生きていくことだと。

自覚していれば、「自分に酔ってるよね」とか言われても、

「あ、やっぱりそう感じますか?僕はどうやらそういう特徴を持っているんですよね。人に尽くすんですけど、結局はやっぱりその行動で、お前はすごいって言われてたいだけみたいなんですよ、でもそれで人が助かるんだから、いいかも?でもうぬぼれがひどい場合は、それでそれで問題だと思うんで、指摘してください!」

『躁鬱大学 その2 自己評価が低いのではなく、もともと自分がない躁鬱人のための返事の奥義』

って言い返せる。

自覚してないと傷ついたり、怒ったりしちゃう。
でも、自覚していれば、返答方法を知っていれば対処できる。



鬱状態は「体を守ため」

もうこれ以上は無理と心臓が判断したとき、自動的に鬱状態に入る。
つまり、鬱状態は躁鬱人の体を一時停止して休息させるために引き起こされている。


それに対して、当の躁鬱人は完全にそれが本当のことだと誤解し、死にたくなってしまう、ということがたびたび起きる。



躁鬱病の気分の波の見分け方

一番の薬は「自分で実験すること」

坂口恭平さんの感覚だと「躁状態は鼓動が早く、うつ状態は鼓動が遅い」。
つまり、心臓で確認
する。



疲れの確認方法は、以下の通り

・ただ横になって、心臓に焦点を当てて、しばらくじっとしてみる。
(座るだけだと立ってる時とあんまり変わらないから、横になるのが大切。)
・で、横になって、息を吐いて、力を抜いてみる。
・そのまま30分くらい、じっとするのは難しいかもだけど、横になる。

(躁鬱人は「力を抜く」ってことをほとんどやらないから、意識してやったほうがいい)



まとめ

  • 鬱にならないためには、「怒りと疲れ」を避ける。
  • 怒りと疲れを避けるには「心の柔らかさ」という躁鬱の特徴を自覚して、返答方法を知っておく。
  • 躁鬱の気分の波の見分け方は「心臓」。


『躁鬱大学 その2 自己評価が低いのではなく、もともと自分がない躁鬱人のための返事の奥義』はこちらから。



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