「今したい」と思うことをしていれば、成長できる話

さからわない英語学習
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前回は、「比べることで『状態が決まる』」という話をしました。

 

今回は、「今したい」と思うことをしていれば、”結果的に”「成長」する、という話です。

 

結論から先にいうと、人は「成長」なんてしていなくて、「今やりたいこと」をして、「過去」を振り返ったときに『結果的に』”成長している”、という話です。

 

 

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まず、「成長」ってコトバは日常的によく使われるコトバですが、
これは「『過去』と『現在』を”比べる”こと」で出てくるコトバなんですね。

 

 

たとえば、

過去:「ピーマンが苦手」
現在:「ピーマンが食べれる」

だった場合、

「(昔はピーマンが食べれなかったけど)ピーマンが食べれるようになった」ということができ、「成長した」といえるわけですね。

 

同じように、「まったく弾けなかったギター」が「今では3曲も弾けるようになった」場合、
これも「弾けない」→「弾ける」で、「成長した」といえるわけです。

 

 

つまり、「成長」というコトバは、「(昔)できなかったことが(今は)できるようになった」と言い換えることができます。

 

『過去の自分』と『現在の自分』は別の個人

今説明したように、「過去と現在を比べること」で「成長」したといえる、感じれるわけです。

 

しかし、本来は、

『過去の自分』は、「1つの個体」、すなわち「別の人」として考えて、
『現在の自分』は「現在の自分」、すなわち「1つの個体」として”分けて”考えた方が楽なんです。

 

 

繰り返しになりますが、「成長すること」、すなわち「(昔)できなかったことが(今)できるようになること」という考え方です。

 

で、「成長すること」の考え方、すなわち「(昔)できなかったことが(今)できるようになること」は、『過去の自分』と『現在の自分』を「優劣」で比べてしまうんです。

 

 

そして、この”昔/過去に比べて”というのが問題で、この考え方だと

「(できるようになった)今=”良い”」
「(できなかった)過去=”悪い”」

と考えてしまうからです。

 

ようするに、「できるようになった『今』」を”良いこと”と考えるわけです。

 

簡単にいうと、

  • 「(テストの点数が低い人に比べて、)テストの点数が高い人が”優れている”」
  • 「(運動神経がいい人に比べて)運動神経が悪いのは”劣っている”」

みたいな考え方です。

 

で、この考え方だと、以前記事に書いた「目標を作ると一生幸せになれない話」のようになってしまいます。

 

『過去の自分』とは「よく知ってる知人」

なぜ『過去の自分』と『現在の自分』を分けて「1つの個体」として考える方がしっくりくるかというと、そもそも『過去の自分』と『現在の自分』は”違う”からです。

 

「共通している部分」という点では、「人間」においても同じです。

「人間」は、みんな同じような体型、臓器の数、行動をしますが、細かく見れば違いますよね?

 

「他人」と「自分」は、

  • 「体の大きさ」
  • 「身体能力」
  • 「生まれた土地」

など違います。

だから、「人間」としては”同じ”ですが、「個人」として”違う”わけです。

 

 

これは『過去の自分』と『現在の自分』においても同じです。

 

 

『過去の自分』と『現在の自分』では、

  • 読んできた本
  • 観てきたテレビ
  • 走った距離
  • 脳細胞の数

が違います。

 

感覚的には、『過去の自分』は「よく知っている知人」みたいな感じです。

「何回も会ったことがある」から「性格とか考え方」をある程度知ってる、と。

 

 

でも、あくまで「知人」、すなわち「他人」なので、他人の行動は変えることはできないし、その人にはその人の人生があって、その人の考え方がある、というわけです。

 

 

つまり、『過去の自分』も『現在の自分』も別々の個人であって、「違う人」だから比べようがないのです。

 

「過去と現在」を比べると、自分を否定しやすくなる

 

で、なんで『過去の自分』と『現在の自分』を比べないほうがいいかというと、

「できなかったとき」に自分を否定することになるからです。

 

 

「成長すること」、すなわち「(昔)できなかったことが(今)できるようになること」は、「できるようになった『今』」を”良いこと”と考えること、だと説明しました。

 

この「成長」の考え方は、

『できなかったときの自分』が必然的に”悪いこと”になってしまうようになっています。

 

 

本来、人が行動するときは「やりたいか」「やりたくないか」の2択なわけです。

 

  • ご飯を食べたいから、食べる。
  • 音楽を聴きたいから、音楽を聴く。
  • 起きたくないから、二度寝する。

 

で、本当は『二度寝』も別に悪いことではないのです。

 

「比べることで『状態が決まる』」という話をしましたが、

 

「二度寝」が”悪い”となるのは、

  • 「遅刻してはいけない」
  • 「怠惰な生活をしてはいけない」

のような

『”規則正しい生活”』と『二度寝』を比べる

ことで、「二度寝=”悪”」になるわけです。

 

 

したがって、「比べること」は、本来の「やりたい」「やりたくない」から離れて、

”良い”、”悪い”を作ることになるのです。

 

英語を勉強するときも同じ

 

英語を勉強するときも、

  • 「単語帳を1冊マスターしなくてはいけない」
  • 「文法の土台を作ってからしか話してはいけない」
  • 「相手に失礼があるような言い方をしてはいけない」
  • 「ブロークンなコトバを使ってはいけない」

など、さまざまな”良い””悪い”があります。

 

しかし、これらの”良い””悪い”は、もともとの

  • 「(英語を使って)海外の人と話したい」
  • 「海外で働きたい」

のような

「『やりたい』『やりたくない』の軸」

から離れてしまい、「本来の楽しさ」が抜け落ちてしまいます。

 

 

さらに、

  • 「単語帳を1冊マスターできなかった」
  • 「文法に飽きた」

など、

『できなかったときの自分』が必然的に”悪”

となり、自分のことを嫌いになり、どんどんやりたくなくなっていきます。

 

比べないことで、本当の楽しみを得られる

 

ようするに、人間に優劣がない、のと同じように、

  • 「1つの基準」を作って「優劣をつけて、優越感にひたった楽しみ」

ではなく、

「『やりたい』『やりたくない』の軸」をもとにした「本来の楽しみ」を楽しもう

ということです。

 

  • 「偏差値70あれば優れている」
  • 「体重60kg以上はデブ」

みたいな「数字の基準」や、

 

  • 「他人よりできる」
  • 「過去の自分よりもできる」

のような考え方でなく、

「自分がやりたいと思うことをする」ことこそが「本来の楽しみ」であり、「比べない方法」になります。

 

で、このように「自分がやりたい」と思ったことをやっていて、

ふと過去を振り返っていたら、「昔できなかったことが、『たまたま』できてるようになってた」

というのが「自分を嫌いにならずに楽しく成長する方法」です。

 

この考え方だと、「できなかったとき」があっても、そこに一喜一憂するのではなく、「やりたいことをする」、「やりたいくないことしない」と、たんたんと進んでいくことができます。

 

その結果、「できなかったときの自分」は、”悪”ではなく、ただの「点」として認識することができます。

まとめ

 

今回は、「比べない方法」を紹介しました。

 

「過去」と「現在」を比べずに、「やりたい」に従っていけば、どんどん楽しくなるので、ぜひやってみてください。

 

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