文脈を意識してインプットすると英語が話しやすくなる話

さからわない英語学習


今回は「英語を話すには文脈を意識してインプットすると話やすくなる話」をシェアしようと思います。



人が言葉を話すときにお面をつける

違う言語に限らず、母語においても、人は「文脈に合わせて言葉を話す」ものなんですね。


どういうことかというと、哲学や心理学の中で、人が言葉を発する際に「ペルソナ」という考え方があります。

たとえば、コンビニに入った時にお客さんに、「いらっしゃいませ」とはいうけど、家に入ったときに家族の人に「いらっしゃいませ」とは言いませんよね。

逆に、家に入って家族に「ただいま」「今日何してたの?」とはいうけど、お店に入ってお店の人に「ただいま」「今日何してたの?」とは言わないと。



つまり、私たちは言葉を話す時に「どんな役割を担っているか」「どういった場所にいるか」「誰といるか」のような「文脈」が大きく関係しているんです。


それは、昔の人が演劇をする際に「お面(=ペルソナ)」をつけて役になりきり、その役の言葉を話したように、わたしたちは「社会」に出る時には、「店員のお面(ペルソナ)「友達のお面(ペルソナ)」「家族のお面(ペルソナ)」などのお面をつけて、言葉を話しているわけです。


なので、「お店」で「店員のお面」をつけること「お客さん」に対して、「いらっしゃいませ」「3点お買い上げで」といった「店員の言葉」が出てくると。



文脈がわかった方が言葉が出やすい

で、ここからはペルソナの考え方が、英語を話すこと、言語学習にどのように影響するか、に絞って話したいと思います。

ここまで、人が文脈に合わせて言葉を話すことを説明しました。

すなわち、人が言葉を話すには、文脈を理解することが重要である、と言えます。



つまり、人が言葉を話す点に限って言えば、「どのような文法が使われているか」の説明より「どのような文脈か」がわかった方が言葉が出やすいのかな、と思います。

たとえば、「この文はこの単語がここにかかっていて、〇〇的用法なので、こうなります」のように説明できるけど、話すのは苦手、場合がありますよね。

もちろんいろんな理由があると思いますが、これが起きる理由の1つとして「文脈がわからない」というのがあるのかな、と。



日本語で考えてみましょうか。

たとえば、「やばい」という一つの単語が「〇〇詞で、〇〇活用の時は、『どうしよう』という意味になる。そして、〇〇活用になると『すごい』という意味になる」なんて説明ができても、実際にしゃべるときにはあまり意味を持ちませんよね。

それよりかは、テスト前日で、友達に「勉強どう?」って聞かれて全く勉強してない、モヤモヤした不安の感情を表す場合に「やばい…」っていう。

友達に『昨日事故ったけど無傷だった!』と言われて、驚きの気持ちを表すのに「やば!」っていう。

みたいに説明された方が、実際に話す際に言葉が出てきやすいですよね。



つまり、先ほど説明したように、人が場所や状況といった「文脈」に合わせて言葉を話す生き物である。

そして、言葉を話す点においては、「文脈」がわかるものであるほど、「あ、この状況のときはこの言葉を話せばいいんだ」と理解し、話しやすくなるわけです。



文脈を意識したインプット

じゃあ、どうやって勉強するのか、の話になってくるんですが、もはや言わなくてもわかってる方もいると思いますが、「文脈がわかる形でインプットする」というのが重要になってくるのかな、と。


もちろん言語を学ぶ理由は人それぞれですし、文法の説明をされた方がわかりやすいという人もいるかもしれません。

ただ「話すための勉強」という点に限っては、やはり「文脈」の存在は欠かせないように感じます



「文脈の理解」は以前に話した「脳科学的に、区別することが『わかる』ことの基礎になる」というのにもつながるんですよね。

結局、文脈を理解することは、「これのときはこれ。あれのときはこれ」と区別するのと同じですからね。

「わかるから使える」という状況を作っていると言えるかもしれません。

ようするに、文脈を意識することで「わかりやすくしている」と。



まとめ

今回は、哲学や心理学の視点から、人が文脈に合わせて言葉を話すという話をしました。


母語であれば、特に「ペルソナ」の考え方を実感すると思います。

それと同じように、違う言語を学ぶときにも、文脈を意識すると、より話やすくなるかも。

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