目標をつくって理想の自分になれると勘違いすると辛くなる話

生きやすくなるかも
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今回は「効率性だけを追求して生きると幸せを感じづらい話」をシェアします。

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目標で得れる幸せは一瞬

人生が辛くなりやすいときって「目標を達成すれば幸せ」になれると勘違いしてることが多いんですよね。

たとえば、「毎朝5時に起きる」という目標を設定したとしましょうか。

そして、「5時に起きる」ために、アラームを設定する、早く寝る、運動をして寝やすくする、夜になると明かりを暗くする、などの方法をしたとしましょう。


で、これらのことを実行しても「ただの作業」になって、修行みたいになってくんですね。

だから、毎日5時に起きて、目標を達成したとしても、ただのルーティーンでしかなく、一向に幸せに感じづらい、と。


なぜかというと、「目標」って、ゴールに最短でたどり着けるカーナビのようなもので「効率性」はあるけど、「カーナビ自体」はそんなに楽しくないんですよ。

だって、カーナビにしたがって「右に曲がった!よし!やったぞ!」ってならないじゃないですか。

カーナビが与えてくれる喜びって「目的地に到着した瞬間」だけであって、それ以外は基本的に「この道をいくとここに行けますよ」っていうガイドでしかなくて

「自分の設定した目標を達成することでえる喜びが大きい人」と「達成時の喜びがそこまで感じない人」の差はあれど、「到着時の喜び」だけでやってけるタイプじゃないなら、「目標達成で進むスタイル」は結構負荷が大きいんですね。



目標設定は作業感が強くなる

で、このときに「達成時の喜びでやっていない人」が気をつけなければいけないのが「目標の数を増やす」ことなんですね。

というのも、いろんなことを試すのは全然問題ないんですが、「目標を達成すること」で焦燥感や虚無感を解消しようとすると、負のサイクルに入りやすくなるわけです。


ようするに、むやみやたらに「目標設定」をしまくると、すべての行動が先ほど説明したように「カーナビにしたがって動く」みたいに「作業」になっちゃう、と。

目標をたくさん作った結果、どんどんロボットのように日常をこなす。

そして、「ルーティン」がつまらなくなり、「あれ?なんでこんなことしてるんだっけ?」と疑問に思うようになる。
そして、続かなくなって、嫌になっちゃうわけです。

こうなると、「何かを始めること」も嫌になってしまって、どんどん負のサイクルに入っちゃうんですね。



ゴールを達成した状態が続くと勘違いすると辛くなる

ここまで「目標を速く達成することが必ずしも長期的な幸せにはつながらない」という話をしました。

すなわち、「目標をつくることは、ゴール達成までの行動がつまらない作業になってしまいやすい」ということです。 

じゃあ、そもそもなんで目標を立てるのか?といわれると、「目標を達成した後の状態ずっと続く」と思ってるからだと思うんですね。


たとえば、「知識を増やすため」に本を読む目標をがあるとしましょうか。
ここでの自分の理想的な幸せな状態は「本を読んで、『知識が足りている状態になる』こと」なわけです。

つまり、「本を読めば、ずっと知識が足りてる!自分はなんでも知ってる!」という状態が続くと思ってるわけです。


しかし、「知識が足りない」という状況は、どれだけ本を読もうと付きまとうんですね。

なぜなら、本を読めば、新たな知らないことAに出会います。
ですが、その知らないことを知ろうと、本を読めば、また新たな知らないことBに出会います。

そして、知らないことC、知らないことD…のように、このサイクルは永遠に続き、理想の自分である「知識が足りている自分」にたどり着くことはできなくなります。

つまり、「目標を達成すれば、『自分の理想になれる』」と勘違いしてるから目標を立てるのが先になる、と。



「理想の自分」が「今の自分」を否定する矛盾

「目標を達成すれば、理想の自分になれる」と勘違いしてるから、目標を立てる、と説明しました。

これの何が問題かというと、「目標をつくること」で、「理想の自分の状態を思い描き、憧れ、望み、なろう」とし、「今の自分に満足しないこと」と辛くなりやすいんですね。


つまり、「目標をつくること」は問題ないんですが、「目標をつくること」で「理想の自分を作り上げ、今の自分に対して負の感情をつくること」には問題があるわけです。

問題があるというか、生きる負荷が大きくなるって感じですかね。


というのも、何をしてても「劣等感」や「焦燥感」というのがどうしても消えないからなんですね。

なぜなら「現在の時間」を行動してるのは、「理想の自分」ではなく、「今の自分」なので。


じゃあ、どうすればいいか、なんですが、もはや答えが出てるようなものですが、「不足してる自分」を受け入れることができればいいんですね。

もっというと、「不足してると思い込んでいる自分」を受け入れる感じです。

仮に「自分は知識が足りないんだ」「自分は物事が続けられないんだ」と思ったとして、「ま、そういう特徴があるのが自分だよね」と考えればいい、と。


この考え方は、「目標をつくることがダメ」とか「目標が人をダメにする」といってるわけではありませんし、向上をやめてるわけでもありません。

ただ純粋に「自分がどういう特徴を持った人間なのかを受け入れること」が重要であって、それができれば自然と「これが足りないから」という理由ではなく、好奇心から「これをやってみようかな」と考えれるようになるわけです。



まとめ

今回は、目標をつくることは、「今の不安や不満がなくなること」を想像させ、「今の自分に向き合うこと」から目をそらすことがある説明をしました。

目標をつくることは問題ありませんが、「理想の状態がずっと続く」と勘違いしてしまうと辛くなりやすい、という話です。

不足感や劣等感から動くのもありですが、それだと息切れしやすくて。

息切れしづらい方法としては、「自分はこういう人なんだな」と認識できれば、「じゃあ、何しようかな」とポジティブに動けるようになるかもです。

今の自分に向き合うのに役立つ方法は、こちらの記事へ。

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