言語学者から学ぶ、大人が自然に英語ができる方法は1つしかない

さからわない英語学習
Stephen Krashen on Language Acquisition

 

「『赤ちゃん』や『子ども』のように英語のような言語が話せるようになればいいのに…」

 

今回は、

言語学者の映像とともに、大人が「自然にコトバができるようになる方法」をシェアしていきます。

 

 

人が「コトバができるようになる」方法は1つしかない

 

結論からいうと、人が「コトバができるようになる」には1つの方法しかない、という話です。

 

言語学者のStephen Krashenさんは、

わたしたち「人」が”コトバができる”ようになる方法は「みんな同じ方法」だ、

というんですね。

 

で、なぜ「1つの方法」しかないかは、人の「共通部分」、すなわち”パターン”をみるとわかります。

 

そのことについて、Stephen Krashenさんがこちらの動画で説明しています。

 

Stephen Krashen on Language Acquisition

ー『Stephen Krashen on Language Acquistion

 

 

人が消化をするパターンは同じ

 

この「人の『共通する部分』」、すなわち”パターン”がどのようなものかをみていきましょう。

 

 

たとえば、人が「食べ物を消化する」のってみんな同じ方法ですよね?

 

「消化」は、食べ物を

「口に入れる」 → 「噛む」 → 「飲み込む」 → 「胃で消化」

するわけです。

 

この「口に入れる」「噛む」「飲み込む」「胃で消化」の手順は、
どこの国で生まれても、”同じ”ですよね。

 

 

で、本当は細かい話をすると、「個人の」消化は”差”があります。

  • 「口の大きさは違う」
  • 「歯の大きさや形は1人1人違う」
  • 「飲み込むスピードが違う」
  • 「消化のスピードが違う」

など『違う部分』があります。

 

 

で、「違う部分」に注目してしまうと、「個人で違うよね」となってしまい、人が「コトバができる方法」を理解できない、と。

 

「違いがある」という共通点

 

ここで重要なのが、「個人」の話をするのではなく、「人として共通していること」に注目することです。

 

 

先ほど説明したように、人には”違い”があります。

 

たとえば

  • 「犬が好き/嫌い」
  • 「水泳が得意/不得意」

のような「好き嫌い」「得意不得意」があるように、”違い”があることは”正しい”です。

 

 

で、これらの「好き嫌い」「得意不得意」というのは『個人の話』です。

 

これを「人の共通していること」として考える場合、

・『好き嫌いがある』という共通点
・『得意不得意』があるという共通点

のように、共通の部分、すなわち”パターン”が見えてくるわけです。

 

そして、このパターンを見つけるためには、「違い」に注目するのではなく、「人に共通していること」に注目する必要があるわけです。

 

 

じゃあ、

人が言語を話せるようになっていく「共通の手順」はどんなのか?
どうやって英語のような「言語」を、人は”自然とできる”ようになっていくのか?

 

実際にみていきましょう。

 

なにも理解できない例

 

次の動画で、Stephen Krashenさんが2分19秒〜2分33秒あいだ、ドイツ語を話します。

 

なにを話しているか理解できるでしょうか?

 

Stephen Krashen on Language Acquisition

 

いかがでしたか?

 

ドイツ語を勉強していた人以外、「なに言ってるかさっぱりわからない」と思います。

 

 

で、今の映像を

  • 「ゆっくり再生」しても、
  • 「音量を上げても」、
  • 「字幕をつけてみた」としても、
  • 「音真似」をしても、

『なにも理解できない』はずです。

 

人がコトバができるようになる例

 

では、次の映像ではどうでしょう?

同じように、Stephen Krashenさんが3分20秒〜4分30秒までのあいだ、ドイツ語を話しますが、
まったく違う感覚を得ると思います。

Stephen Krashen on Language Acquisition

いかがでしたか?

おそらく、「全部はわからなかった」と思いますが、

「なんの話をしているか」がなんとなくわかった

はずです。

 

また、「単語」もなんとなくわかったと思います。

 

「Comprehensible input」でしか言語を習得できない

 

今みてもらった映像からわかるように、

人が英語のような「コトバ」を”自然とできる”ようになるには1つの方法しかありません。

 

 

それは、comprehensible inputと呼ばれるもので、
人が「相手が伝えたい意味、すなわちメッセージを理解したとき」、英語や日本語といった「コトバ」が”できるようになっていく”わけです。

 

 

もっというなら、

・相手が「”なに”を言っているか」を理解するとき
・自分が「読んでいるもの」を理解するとき

これらの瞬間に、英語や日本語といった「言語・コトバ」が”できるようになる”
ということです。

 

 

「絵」や「自分の知識」がカギ

 

このcomprehensible inputの具体例として、

  • 「絵」「映像」「写真」の視覚的なもの
  • 「自分の知っている知識」

などがあげられます。

 

 

ドイツ語の例において、「1つ目の映像」と、「2つ目の映像」の違いは、

  • 「顔」「目」などの「絵」、
  • そして、「目は2つ」などの「自分の知っている知識」

が含まれていたことが、『コトバを理解する』のに役立ったわけです。

 

 

まとめ

 

今回は、人が日本語や英語のような「コトバができるようになる方法」の共通点を紹介しました。

 

子どもでなくても、大人であってもcomprehensible input」を中心にすることで「コトバができるようになる」という話でした。

 

ぜひ試してみてください。

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