不安を取り除くには複数の自分を統一してあげること、の話

つくりやすくなる
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今回は「不安を取り除くには複数の自分を統一してあげること」という話をしようと思います。



不安の根元は「時間の概念」

うつで悩んでたときに読んだこちらの本

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のなかで「時間の概念」について、すごくハッとさせれる内容があったので、シェアします。

そもそもの発端は、私たち人間が「時間の概念」を持ったことです。その「時間の概念」の副作用として、統合失調があります。その統合失調によって、「他者の価値観」を「自分の価値観」であると錯覚してしまい、間違った方向に進み始めてしまったのです。

「変わらない現状」を変える方法


ようするに、「時間」っていう「誰かが作った概念」を「自分の考え」だと思って、物事を考えてしまうのが「不安」を生み出しやすいわけです。


これって、すごい視点だな、ってすごく印象に残ってるんですね。

というのも、人類が誕生したときって、「時間」って概念がなかったわけじゃないですか。

で、朝とか夜とかはなんとなくあっても、今の時代みたいに「9時5時で働く」みたいに「時間に縛られて行動すること」ってまれだったわけですよ。

そう考えると、「時間」って概念がないことが、もともとの「人間っぽさ」だったりして、現代の「時間に縛られた生活」って「もともと持ってる人間っぽさ」からかけ離れてるわけで。

そりゃ、「本当の自分」が考えてること、と「時間っていう他者の価値観をもった自分」がいれば、「自分の考え」だけじゃなく、「他者の視点的な考え」とかが生まれて、「いろいろ考えてしまう」「不安になる」ってことが起きるな、とすごく納得しまして。



「他者の価値観」を自分の考えだと思うと不安が生まれやすい


で、この「不安が生まれる状況」って、以下のような状況に集約されるわけです。

自分の中に、「勉強すべき」と「遊びたい」という思いがあったとしましょう。言うまでもなく、「勉強すべき」が「他者の価値観」であり、もう片方の「遊びたい」が「自分の価値観」です。すると、妄想で苦しむ人ほど、その「どちらかが自分だ」と信じてしまうのです。そうして、「私は勉強すべきである、という価値観を持つ人だ」と信じることで、「遊びたいと思うのは、甘えた心だ。そんなのは私ではない」と、意識から追い払ってしまいます。しかし、ほとんどの場合、その「捨ててしまった価値観」こそが、「本当の自分の価値観」です。「本当の自分の価値観」は、捨てきることなどできません。だから、大人になっても、いつまで経っても「遊びたい」という思いから逃れられずに、苦しんでゆくのです。

「変わらない現状」を変える方法


ようするに、「寝たい」「遊びたい」みたいな時間軸を無視した考え方が「本当の自分の考え」で、「〇時までにしなくちゃ」というのが「他者の考え」である、と。

で、「時間軸を基準に行動」しても、「本当の自分の考え」は「自分の考え」だから捨てることができなくて、苦しむ、わけです。


いやー、説明が本当にお見事ですよね。

たとえば、「仕事で〇時までに〇〇をしなくちゃダメ」と考えていても、「サボりたい」とか「家でゆっくりしたい」って気持ちは捨てれませんよね。

だって、「もともと持ってる人間っぽさ」は、どれだけ進化しても自分の中にあるわけで。

そして、それが「自分らしさ」
だから。



複数の自分を「全部自分だ」と認識する方法

ここまで、「時間の概念」という「他者の考え」が自分の中にある。そして、「時間軸を無視した自分の考え」も自分の中になる、説明してきました。

じゃあ、具体的にどう「不安」を扱えばいいのか?どうすればいいのか?という話になるんですが、それが「複数ある自分も自分だ」と考える方法です。

すなわち、「私とは誰か」が問題になります。「私」を「勉強すべき人」としてしまうことで、苦しみが生まれます。そうではなくて、「勉強すべきも自分、遊びたいのも自分」と、「私」の定義を書き換えるのです。このように、一つ次元が上の自我、すなわち超越自我を作ることで、「勉強するときはしよう。遊ぶときは遊ぼう」と、双方の価値観を認めることができます。

「変わらない現状」を変える方法


この本では、不安を取り除くための、いろんな方法と説明をしてくれていてめちゃくちゃ気持ちを楽にしてくるんですが、「複数の自分を『自分』だと考える方法」は、自分がうつが苦しいときにも実践してたんですね。

で、実際にこれでだいぶ楽になったのを覚えてます。


時間軸とは少しズレますが、わたしが鬱になって気分が沈んだとき、「こんな自分はダメだ。これは本当の自分じゃない。本当の自分はもっと元気だ。」と考えていたんです。

つまり、「うつ状態」=「自分じゃない」 、「元気なとき」=「本当の自分」という風に考えていて、自分を否定していたんですね。

“通常の元気な自分”だけが、「本当の自分」だと思いたかった、「気分が落ち込んでいる状態」を「自分」として受け入れたくなかったわけです。


でも、本当は「つらくて気分が落ち込んでいる」のも「自分」なんですよね。

どれだけ自分が「これは本当の自分じゃない」と思ったとして、実際に気分が沈んでる自分も自分なわけで。


それが「自分が思う自分」じゃなかったとしても、「こう考えてしまうのも自分か」と気づけたときに、気分楽になったんですね。

「あ、このままでいいんだ。だってこう考えてしまうのも自分なんだから」と。



なので、この本を読んでいたときに、「他者の価値観と自分の価値観の両方を認める」というのを見たとき、「そうそう!それそれ!」となったのを覚えています。



まとめ

今回は、「時間」という他者が作った概念を「自分の考え」だと思うことで不安が生まれやすい。そして、「複数の自分」を全部自分だ、と認識することで楽になる、という話をしました。


この本は、本当にわかりやすくまとめられていて、今回の記事で紹介した内容以外のいろんな方法も紹介してくれいるので、本当にオススメです


何より値段が本当に安くて、「本当にこんな値段でいいの?」って感じでした。

興味があれば、ぜひ読んでみてください。


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