【先延ばしに効く】行動を区切るとつらさに意識が向いてしまう話

やってみる
Learning how to learn | Barbara Oakley | TEDxOaklandUniversity

 

前回、「個人と周りを分けずに、全体で見ると気持ちに余裕ができる例」という話をしました。

 

今回は、それに関連して、習慣化に役立つを「行動を区切るとつらさに意識が向いてしまう」という話シェアしたいと思います。

 

 

 

 

脳を分析すれば「先延ばしする」のは”当たり前”

 

以前に、『人は新しいことが「できない」のではなく、「変わりたくない」話』、という話をしましたが、

 

Barbara OakleyさんのTEDxのスピーチにもあるように、

『脳を分析すれば「先延ばし」をするのは”当たり前”』なんですね。

Learning how to learn | Barbara Oakley | TEDxOaklandUniversity

Learning how to learn | Barbara Oakley | TEDxOaklandUniversity

 

 

Barbara Oakleyさんは、動画の10:00から「先延ばし」について話していて、

(下の動画をクリックすれば10:00から再生されます。)
Learning how to learn | Barbara Oakley | TEDxOaklandUniversity

「先延ばしが起きる理由」としては、「脳」を分析すれば当たり前であると、説明しています。

 

 

「やりたくないもの」を見たら実際に「痛み」を感じる

 

というのも、「先延ばし」をするときは、「やりたくないモノ」を見たときに、
脳が“身体的な痛み”を感じるんです。

 

 

たとえば、「つき指」をしたとします。
つき指をしたときに痛みを感じるのは、「脳みそ」が「これは指の痛みだ」と分析して、わたしたちが「指いた!」って思うわけです。

 

 

で、「やりたくないモノ」を見ると、「つき指」をしたときと同じように、
脳の「痛みを分析する部分」が活性化されて、”実際に”脳みそは「痛い!」と思っているんですね。

 

なので、「先延ばし」をするのはある意味当たり前なわけです。

 

区切るとつらさが生まれる

 

で、どうやって「先延ばししない」ようにできるかというと、
「区切りをつけない/分けて考えない」という方法なんです。

 

 

これは「ボールを使うスポーツ」を考えてもらえると、わかりやすいです。
「球技」って「分けて考えるとつらく」なって、「試合で考えると楽しい」んですね。

 

 

どういうことかを、「分けて考える」例を通してみてみましょう。

 

「サッカー」を”分けて”考えれば、

・「ボールを蹴る力」
・「パスの正確さ」
・「足を早く動かすための筋力」
・「人の動き」
・「体力」

などいろんな「要素」があるわけです。

 

 

で、今のように「分けて」考えると、

「走ること」「筋トレ」は、”やらなきゃいけいないこと”になって、

「”ランニング”が嫌い」だったり、「”筋トレ”がめんどくさい」とか、”辛さ”が生まれるわけです。

 

区切らないと、つらさの意識が違う方に向く

 

じゃあ、なんで「サッカー」「バスケ」をしているときに「走るのが嫌にならないか?」というと、「区切りがないから」なんです。

 

具体的にいうなら、「サッカー」って、『走って、ボールを蹴るスポーツ』というよりか『(走って)ボールの動きに集中するスポーツ』なんですよね。

 

 

あくまで「走ること」は、

「重要なんだけど、あくまでボールの動きに対応するスポーツだから、(走ること)ぐらいな感じ」であり、

  • どうすればパスが取られないか?
  • どうすればシュートを打てるか?

など、”ボールの動きに注目”しているんですね。

 

 

なので、もちろん体力的にキツイと感じることはありますが、
”自分がどう感じるか”ではなく、”ボールがどう動くか”に意識が向いているわけです。

 

 

で、先ほど説明したように、ランニングがつらいと感じるのは、分けることで「走る」という行動、すなわち、”自分がつらいと感じる部分”に意識が向くようになっているからなんです。

 

 

なので、「サッカー」や「バスケ」をしているときには、”ボールの動き”に意識が向いているので、「走ること」が”気にならない”わけです。

 

先延ばしはすればするほど強化される理由

 

この「脳で起きている”先延ばしの痛み”」を回避するのに、
YoutubeとかTwitterなどのSNSで気をまぎらわすと、「先延ばし癖」が強化されてしまうんです。

 

 

「嫌なこと/やりたくないこと」→「SNSで気をまぎらわす」

という行動を繰りかえすと、どんどんその「行動の回路」が強化されて、
結果的に「中毒」になってしまう、と。

 

 

「すぐにやる」と先延ばしを回避できる

 

じゃあ、どうすればいいのか?なんですが、
「すぐにやる」という方法があります。

 

めっちゃシンプルですよね(笑)

 

 

研究によると、「とにかくやり始める」方法は、
やり始めて数分で「先延ばしたい気持ち」がなくなる、らしいんですね。

 

「掃除」「筋トレ」「皿洗い」など、「めんどうだなぁ」と感じるものも、

・「とりあえず一個ゴミを捨てる」
・「一回だけ腕立て伏せをする」
・「一枚だけお皿を洗う」

とするだけで、

・「一個やり始めたら、もう一個」
・「一回したから、5回」
・「もう一枚だけ」

という感覚を得たことがあると思います。

 

 

で、この「とにかくやり始める」方法を手助けするのに、
「ポモドーロ・テクニック」というのがあって、このテクニックではなく、考え方が「区切らない例」に当てはまるんですね。

 

ポモドーロ・テクニックは

 

「ポモドーロ・テクニック」というのは、

・タイマーを25分セット
・25分間だけ集中して作業する
・25分終わったら、何か楽しいことをする

という方法なんです。

 

 

で、この「ポモドーロ・テクニック」をするときに、1つ注意点があるんですね。

 

それが、「25分間で”全部”終わらせるぞ」
と考えるのではなく、
「25分間”集中”してやるぞ」、というのが大切になります。

 

なぜ「25分間”集中”すること」が重要かというと、これも「区切らない考え方」だからです。

 

意識する対象を自分ではなく、モノに向ける

 

 

Barbara Oakleyさんは、宿題を例にしていましたが、宿題も「意識」をどこに向けるかが大切なわけです。

 

「25分間で”全部”の宿題を終わらせるぞ」

だと、「ランニング」の例と同じように、”自分の体力”に意識が向いていて、「自分の体力が減ってつらく感じる」ことに意識が向いている状態になります。

 

そうなると、「宿題が進まない状態」「つらく感じたとき」に立ち止まってしまいます。
いわゆる息切れですね。

 

 

一方で、

「25分間”集中”してやるぞ」

だと、「25分間という”時間”」に意識が向いている状態になります。

「時間」に意識が向けば、”ボールの動きに注目”している状態と同じなので、「宿題をすること」は、”走ることが気にならない”状態になります。

 

まとめ

 

今回は、「区切らないことがつらさを生まない方法」をシェアしました。

 

  • なにか始めようとしている
  • 習慣化したいことがある

そんな時は、「区切らない」ようにしてみると楽しくなりますよ。

 

 

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