会話が上手な人から学ぶ何を話せばいいかわからない時の対処法

生きやすくなるかも
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今回は、なにを話せばいいかわからない時の対処法を紹介したいと思います。

 

相手を推測して質問する

これは「あ、この人会話の運び方うまいな」と思った人からの観察で、
この「運び方」というのが「会話の上手さ」を分ける決定打になります。

 

その方法が「相手がどんな人かを『推測して』質問をする」という方法です。

 

会話が下手な人は「質問」が苦手

会話が苦手な人は、「質問」が苦手な人が多いです。

 

たとえば、

「〇〇行ったことありますか?」
「〇〇好きですか?」

みたいな質問の仕方です。

 

これを質問されたとすれば、きっと

「あぁ、2年前に友達と行ったかなぁ。」
「まぁ、好きだよ。」

のような返答がきて、

 

「あ、そうなんですね。」

で終わってしまうのがほとんどです。

 

 

つまり、あまり話すのが得意じゃない人は、経験の「確認作業」をしがちなのです。

会話が単調になりがちで、ラリーはしても深みがないような感じ。
で、結果仲良くなった感じがしない、と。

 

相手を推測して会話に深みを出す

 

一方で、「相手を推測する会話」では、深みが出やすいです。
ここでいう深みとは「相手の考え」を聞ける、という意味です。

 

具体的には、
「〇〇好きですか?」
と、聞くのではなくて

「〇〇好きそうですよね?」

と聞いた方がいいのです。

 

そうすることで、聞かれた相手は、

「自分は〇〇を好きなのだろうか?」と考え出します。

 

つまり、「好き」「嫌い」の事実ではなく、
「(自分がそれが好きなのか?という)理由」、つまり「相手の考え」を聞くことができます。

 

 

雑学が「へぇー」となるのは、「理由を知っているから」です。

たとえば、

「〇〇さんはケーキが好き」より、
「〇〇さんは実家がケーキ屋さんで、小さな頃からずっと親しみがあるから、ケーキが好き」

の方が、「相手を知っている度」が高いです。

 

この「〇〇だから」というが、「深み」を出す秘訣になります。

 

人は考えを話したがらない

人というのは「自分が大好きな生き物」です。

 

しかし、「考え」はあまり話したがりません。

なぜなら、「考え」を否定された場合、傷ついてしまうからです。

 

たとえば、「わたしは〇〇が好き」と言って、
「〇〇が好きなんて、おかしい」
と言われるのと、
「〇〇が好き。なぜならかわいいから」と言って、
「〇〇をかわいいっていうなんておかしい」と言われた場合、
後者の方が傷つきやすいです。

 

「〇〇が好き」、は「好きか嫌いかの事実」である一方、
「かわいいから」、は「自分の考えに根づいているもの」です。

 

「好きか嫌いか」というのは、「理由」次第で変わります。

なので、この「理由」は「自分の考えを決定する比重が重い」わけですね。

 

 

「考え」というのは、「その人らしさ」であり、他人から自分の考えを否定されれば、「自分の存在」を否定されることにつながります。

 

なので、出会ってすぐ過去の恋愛経験など「何でもかんでも話す」わけではないのは、
「自分」という人格を形成してきた経験を否定されたくないからです。

 

人は昔から考えを隠して生きている

 

また歴史的に、他人の考えと違うことというのは「自分の命をおびやかす可能性」がありました。
社会の考えに合わないことで、「罰」や「処罰」を受ける可能性があったです。

 

学校では、先生が絶対の存在です。
先生の考えに合わなければ「成績」に影響が出ます。
成績が落ちれば、将来の選択肢が減ります。

 

したがって、わたしたちは「自分の考え」を出さないことを覚えるわけです。

しかし、先ほども説明したように「考え」というのは、「その人らしさ」なわけです。

 

で、「好きか嫌いかの『事実』」を決定する「理由」の部分を聞くことは、
「会話の深み」を作り出すのにいい方法なのです。

 

それが、「相手を推測する」という方法であり、
それが「親密さ」、つまり「仲の良さ」を感じさせることにつながります。

 

推測をすることは「自然さ」が生まれる

 

この「相手を推測する質問」は、「会話の自然さ」があります。

 

 

たとえば、「〇〇が好き?」と聞けば、
相手が好きか嫌いかがわかります。
しかし、この後の会話の流れは「なんで好きなの?」か「なんで嫌いなの?」になります。

 

 

この質問だと「尋問感」が出てしまいます。
「尋問」では一方的に質問をされます。

 

一方的な会話はストレスが生まれます。
なぜなら、「この人はこんなことを聞いてどうしたいんだ?」と相手に不信感を与えるわけです。

 

もちろん、誰もが不信感を抱きながら会話するわけではありませんが、
先ほども説明したように、「考え」をシェアすることは、相手にとって「否定されるリスク」があるわけです。

 

相手にもメリットを与える

一方で、「〇〇好きそうですよね?」と聞いた場合、
「相手の会話するメリット」が生まれます。

 

 

前述した通り、人は自分のことが大好きです。
特に人からどう見られているか、を知ることが好きです。

 

なので、「〇〇好きそうですよね?」という質問のしかたは、
「なんでそう思ったの?」「何がそう思わせたの?」という質問につながります。

 

つまり、相手にとって、「わたしって他人からこういう風に見られるんだ」と、自分を知れるメリットが生まれます。

 

 

また、「なんでそう思ったの?」と、相手がこちらの「考え」を聞いてきます。
つまり、「自分を知るため」に質問を返すと同時に、「こちらの考え」を自然と出すことができます。

 

これは尋問的な会話を避けるとともに、自分の人柄を伝えることも可能になります。

したがって、「会話の深み」を出すことができるわけですね。

 

肯定的に推測する

 

もはやいうまでもないと思いますが、

この「推測」は否定的な内容ではなく、「肯定的な内容」であるべきです。

 

仲良くなってからならいいですが、いきなり

「〇〇さんって部屋汚そうですね」とか言われたら、

 

「なんでいきなりお前にそんなこと言われなあかんねん」
「わたしのこと知らないのに勝手に推測するな」
と思われてしまいます。

 

今の質問なら、
「〇〇さんって部屋汚そうですね」より、
「〇〇さんって部屋きれいそうですね」の方が質問される側も気分がいいです。

 

まとめ

今回は、会話の運び方を紹介しました。

 

何を話せばいいかわからない、という人は、その人の印象をみて、率直に「自分の推測」を投げかけてみるといいと思います。

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