相談されたときに、意見を言うべきか迷ったときに考えること

生きやすくなるかも
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今回は、相談されたときの「意見を言うべきか、言わないべきか迷った時の対処法」です。
結論を先にいうと、「ゆっくり時間をかけて説明したいか?」を基準に考えよう、という話です。

 

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自分に関係のあることしか話は聞かない

 

友達や仕事の同僚から相談されて「意見を言うか、言うまいか」を考える理由は、「消化不良になりたくないから」です。

 

というのも、そもそも人って「必要じゃないこと」は受けつけないんですよね。

 

たとえば、小学校のときに「税金」や「ダイエット」とかの話ってしても、話聞かないですよね。
もっと「アニメ」とか「スポーツ」とかの話がしたいもので。

 

だけど、実際働き始めると「所得税が…」とか「メタボにならないためには…」「食生活が…」とかの話って聞くようになる、と。

なぜそういう話を聞くかというと、「自分に関係があるから」聞くわけです。
で、相談されるときも同じで、「この人話聞いてほしいだけなのか」「誰かの意見がほしいのか」によって話す内容が変わってくるわけですよ。

 

だって、自分の時間を割いて、学んできたことを一生懸命話しても、小学生が「税金の話」を聞くように、「相手が聞いてない」なら意味がないわけですね。

 

話を聞くだけでいいなら「それはつらいね」とかでいい。

そして、自分も話したいだけ、ならwin-winなのでいいですが、話したいだけではなくて、相手のためになりたいと考える場合は、「相手がなにを求めてるか」を知る必要があるわけです。

 

コミュニケーションとは自分勝手なもの

 

ここからが重要なのですが、そもそもコミュニケーションって基本「自分勝手なもの」なんですね。

 

  • 勝手に「話を聞いてほしい」
  • 勝手に「自分の考えを言いたい」
  • 勝手に「相手のためになりたい」

みたいに、「自分勝手に」行うものだからです。

 

そして、「自分勝手でいいもの」なんです。
「話したいことをいう」「言いたくないことは言わない」というのが「個性」であり、それこそが「コミュニケーション」の醍醐味なのです。

 

しかし、コミュニケーションは「相手がいて」成立するものです。
本も「書き手」と「読み手」がいて成立する。
会話も「話し手」と「聞き手」がいて成立するわけです。

 

そして、この「話し手」と「聞き手」の「自分勝手さ」が一致すれば「いい関係」が築けるわけです。

 

相手が求めている「欲求」はなにか?

 

たとえば、笑い話をしているのに、
「そんなの許せない!」と、いきなり怒りだしたり、
「そんな悲しいことが…」と、いきなり泣かれては、
話し手からすると「え?」ってなっちゃうわけですよ。

 

話し手的には、「面白い話をして、場を楽しみたい。気分を変えたい。」という「楽しみたい欲求」を満たしたいのに、
「怒り」や「悲しみ」などの違う感情を持ってこられても、「それじゃない」となるわけです。

 

これが「笑い話」になれば、一方通行ではなく、「いい関係」ができるわけですね。

つまり、話し手と聞き手の欲求が一致してこそ、「いい関係」が築ける、と。

 

時間をかけてゆっくり話したいかを基準に考える

で、ここからが本題ですが、「相手がなにを求めてるか」はわからない、を前提に「自分の欲求」を満たそう、ということです。
そして、それが「時間をかけてゆっくり話したいか」を基準に考える、という方法です。

 

たとえば、相談されたときって、自分は客観的に聞いてるから、「相手が見えてないところ」が見えるわけです。

消化不良になる原因は、相手の相談に対して、「今ここが見えてないよ」とか「こういう考え方をしたら?」と提示しても、
「相手が変わらない」、すなわち「自分が思った行動を相手が取らない」ことにあります。

 

気をつけなければいけないのが、「消化不良」は相談に対してアドバイスをする側の都合で起きる、ということです。
こちらが”勝手に”話したい気持ちになって、”勝手に”相手が変わることを期待している状態なんです。

 

相手からすると、小学生に「税金」の話をするのと同様、「今、それじゃない」となってしまうと。「話聞いてくれるだけでいいのに…」と思っていると。

 

つまり、「話し手」と「聞き手」の欲求にギャップがある状況なわけです。

 

これを解決するために「時間をかけてゆっくり話したいか」を基準に考よう、というわけですね。

「『自分が』消化不良をしない」を基準に話す方法、であると。

 

実際相手がどう思っているかなんてわからない

実際、アドバイスを求められても、相手の「深層心理」では、別に「変わりたくない」と思っているかもしれません。

たとえば、相手にアドバイスをもらうことで、自分が心配してもらっていることを確認する「かまってちゃん」タイプかもしれない。

もしかしたら、アドバイスが欲しいけど、「アドバイスが欲しい」と言えないタイプの人かもしれない。

 

つまり、「相手の反応だけ」では、本当に相手が望んでいる欲求がわからないわけです。

 

なので、「相手の反応を基準」に動くのではなくて、「自分の軸」を基準に物事を決めようというわけです。

聞き手がいるからコミュニケーションが成立する

繰り返しになりますが、コミュニケーションは自分勝手なものです。
そして、「必要でないもの」は受けつけないものです。
しかも相手の「深層心理」はわからない。

 

じゃあ、せめて「自分が納得する形」を選ぶべきです。
コミュニケーションは話し手と、聞き手で成立する。

というのも、聞く側にも「選ぶ権利」があるからです。

 

「時間をかけてゆっくり話してもいいか」を基準に考える方法では、自分の「本当の深層心理に向き合う方法」です。

 

たとえば、人と話すときに、「この人のためになるなら話そう」とか「相手の意見は間違っている。自分の意見が正しい。」とか「傷つきたくない」とからいろんな感情や欲求を持って話すわけです。
そして、相談というのは、話す内容を決める、今あげたような「要素」が変わりやすい環境なのです。

 

で、どの要素が大きいのか、自分が本当に重視しているのは、どれなのか?を見極めるのに、
「時間をかけてゆっくり話してもいいか」を基準に考えると、便利ですよ、というわけです。

 

本当に伝えようと思うと時間がかかる

前回、「そもそも『話は通じないもの』」という話をしました。

つまり、「アドバイス」をしたとしても「伝わらない」のが前提である、と。

そして、どうやったら伝わりやすいかは、「同じ絵を共有する」もしくは「相手がすでに持っている「知識」を派生させる」方法がある、と。

 

で、「同じ絵を共有する」にしても、「相手がすでに持っている知識を派生させる」にしても、説明には時間がかかります。

結論だけをいうのではなく、「なぜその結論に達したのか?」「相手の過去の経験で理解しやすいものはなんなのか?」をもとに話すので、「時間がかかる」わけです。

 

そして、「その時間をかけてもいいか?」を自分に問うことで、「消化不良」をなくす、というわけです。

 

まとめ

今回は、コミュニケーションとは自分勝手なものであり、

そして、話し手と聞き手がいるから成立する、という話をしました。

 

コミュニケーションの消化不良が起きるときは、ぜひ自分がゆっくり時間をかけて話したいか、を基準に考えてみてください。

 

 

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