人間工学に基づいたエルゴノミクスキーボードはたくさんありますが、Macでも使えるUSキーボードの配列のものは意外と少ないんですよね。
US配列のエルゴノミクスキーボードをMacでも使いたい
そんな人にオススメなのが、「マイクロソフト スカルプ エルゴノミック キーボード(Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard)」です
海外のプログラマーで使用している人もいる、Mac対応の人間工学に基づいたエルゴノミクスキーボードです。
今回の記事では、この「マイクロソフト スカルプ エルゴノミック キーボード(Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard)」を紹介してきます。
「マイクロソフト スカルプ エルゴノミック キーボード」とはどういうキーボードなのか?

それではエルゴノミクスキーボード「マイクロソフト スカルプ エルゴノミック キーボード(Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard)」をみていきましょう。
人間工学に基づいたデザイン
人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインで、キーボードの角度が手や腕にとって自然な角度で使用することできます。
無理のなく快適に使えるように設計されてるので「長時間作業する人」のことを考えて作られてるんですね。
具体的には以下の点において使いやすくなってます。
- USBをつなぐだけでワイヤレス
- キーボードとパームレストが一体化(高さ調節可能)
- 手のためのドーム型のキーボードデザイン
- 電池がなくなってきたら赤く点滅して知らせてくれる
- テンキーが分離式
- Macのキーボードと同じ配置に変更可能
特にわたしが気にっているのが、太字にしている点です。
詳細は以下で説明します。
パームレストがキーボードについている
では、実際に「マイクロソフト スカルプ エルゴノミック キーボード」の特徴をみていきましょう。
このキーボードは、クッション性のあるパームレストがキーボードと一体化になってるんですね。

- イスに座って
- あぐらをかいで
- ビーズクッションに体をあずけて
どの状況でも「パームレスト」がある状態で作業ができます。これだけでも腕の疲れが全然違いますよ。
ちなみに、「リストレスト」だと、血流を妨げる原因になるので、人間工学に基づいたエルゴノミクス的には、キーボードは「パームレスト」の方がいいらしいです。
そして、特に嬉しいのが付属パーツの「パームリフト」。



膝の上でキーボードを使用すると「手首が浮く」んですが、「パームリフト」で高さを調節することで、肩に力を入れずにすむので、腕の疲れが軽減されます。
作業をする時に、正直この「パームレスト」だけでも「腕が楽〜」となりますよ。人は肩を上げて作業すると、肩が凝ってしまうので、膝の上で作業するのはオススメです。
手のためのドーム型デザイン
では、実際にキーボードをみていきましょう。

この「マイクロソフト スカルプ エルゴノミック キーボード」は、キーボードがドーム型なんですね。

キーボードは手の形状に合わせて中央から曲線があります。実際にこのキーボードで作業をして、普通のキーボードを使うとと、「腕の疲れの違い」に気づくと思います。
Macと同じキーボードに設定
これはおまけになりますが、「Karabiner-Elements」という無料のソフトを使えば、簡単にMac用にキーボードを変更することができます。

(「Karabiner-Elements」のダウンロードはこちら。)
少し変更方法を見てみましょう。
まず、「MacbookのUS配列」と「マイクロソフト スカルプ エルゴノミック キーボードのUS配列」の違いは以下のようになっています。





「Macbook」と「マイクロソフト」のキーボードの大きな違いとしては、「Fnキー」が「Macbookは左下」、「マイクロソフトは右上」がありますね。
さて、キーボードの機能の変更ですが、無料のソフト「Karabiner-Elements」を使えば、簡単に変更することができます。
たとえば、「マイクロソフトキーボードの左のAltキー」を「Commandキー」に変更したい。
そんなときは



これだけでOK。
すごい簡単にできます。
使ってて「やっぱりこの配置がいい!」と変更したいことがあれば、いつでも「Karabiner-Elements」で簡単に登録できます。
もし「一度登録したけど、やっぱりやめたい」と思うことがあれば、「Remove」で消すことができます。

もし「この配置でいく」というのがあれば、Macのキーボードのデザインを印刷して、「マイクロソフト スカルプ エルゴノミック キーボードにテープで貼り付けるのもありです。
まとめ
今回は、Macでも使えるUS配列の人間工学に基づいたエルゴノミクスキーボード「マイクロソフト スカルプ エルゴノミック キーボード(Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard)」をレビューしました。
初めてエルゴノミクスキーボードに触るとなると、少し抵抗感があるかもしれません。
わたしは使い始めて1時間もすれば慣れて、今では快適さから、手放せなくなっています。
今回紹介した2点の他にも使いやすい点があるので、ぜひ使ってみて体感してみてください。