生きづらさから離れる、自分を知るのに役立つツールの紹介

生きやすくなるかも
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前回、自分の感じ方を認識することが、科学的に感じ方を変えれる方法だと説明しました。

今回は、「どこから」その感じ方が起きるのか?の根底となる部分を知るツールを紹介しようと思います。

 

 

社会心理学に基づいた性格診断

 

まず、以前に紹介した社会心理学者のユングの理論に基づいた「性格診断のサイト」です。

 

詳しくは、この記事を読んでみてください。

 

なんの登録もせずに、無料でできるので、やってみる価値ありです。

 

 

生きづらさを理解するのに役立つ本

 

性格診断サイトに加えて紹介したいのが、『パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか (PHP新書)』の本で、「パーソナリティ障害」と書いてありますが、あまり深く考えず、「性格に関する本」と思ってもらえれば大丈夫です。

 

 

この本は、特に「傷つきやすい人」「物事に敏感な人」「生きづらさを感じている人」に読んでほしいな、という感じです。

 

パーソナリティ障害の定義は以下のようにされています。

パーソナリティ障害は、一言でいえば、偏った考え方や行動パターンのため、家庭生活や社会生活に支障をきたした状態といえる。

-『パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか (PHP新書)

 

 

わかりやすい例として、

例えば、プライドを持つことは大切だが、プライドが高すぎて、他人から欠点を指摘されることが許せない人がいる。親切で教えてくれていても、貶されたと受け取ってしまい、怒り出してしまったりする。こういう人は、人に訊ねたり、教えてもらうということが苦手である。そのため、とんでもない失敗をしたり、せっかくの能力が活かせないということにもなりやすい。

-『パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか (PHP新書)

みたいなことが挙げられます。

 

 

こういう「性格」が『どこからくるのか?』を説明して、『どうすればいいのか?』を教えてくれるのが、この本の特徴です。

 

 

「生きやすさ」は「自分」と「周り」の考えで決まる

 

そもそも「生きづらさ」って、「自分の考え方」と「今いる環境が持ってる考え方」が合わないことで生まれてくるんですね。

 

たとえば、10人いて、9人がサッカー好きだったとして、
自分だけがテニス好きだとしたら、話は合わないし、一緒にプレーをしてくれる人もいないと。

 

じゃあ、「テニスが好き」っていうのは別に悪い考え方でもなんでもなくて、ただの「考え方」なんですね。

ただ単純に「今いる環境(サッカー好きの集団の中)には合ってないだけ」なんですね。

 

この時に、サッカー好きを無理にテニス好きに変えようとすると、「いや、俺別にテニスやりたくないし…」と言われたりして、「なんでだ!」と「生きづらさ」を感じるわけです。

無理に他人を変えようとするよりかは、テニス好きな人を探した方が圧倒的に楽で。

 

 

昔は「地球が平ら」だと思っていた

 

この「生きやすさが『自分の考え方』と『周りの考え方』に左右される」というのは、歴史的にみても、同じことがいえます。

 

たとえば、昔の人は「地球は平ら」だと思っていました。

 

今でこそ、「地球は丸い」なんてことは常識になってますが、

周りが「地球は平らだ」と信じている中で、「地球は丸いんだよ」なんて言ったところで、「なに言ってんだお前。そんなわけないだろ」と、変人扱いされるのがオチなわけです。

 

つまり、どんな考え方を持っていても「いい考え方」とか「悪い考え方」とかではなく、その時代とその環境が持ってる考え方によって、「生きやすさ」や「生きづらさ」は、左右されることが多いわけです。

 

 

「自分と周りの思考のクセ」を理解すると楽

 

だから、どんな考え方を持っていても、”いけないこと”ではないんですが、2つ重要なことがあります。

 

1つ目が、「自分の思考のクセ」を理解しようとすることです。
「自分の思考のクセ」を知れば知るほど、無理に考え方を変えるのではなく、その思考のクセを前提に、「じゃあ、どうするか?」を変えるきっかけになります。

 

2つ目は、「周りの考え方のクセ」を知ることです。
周りの考え方のクセを知れば、自分の思考のクセと合う環境を探す手がかりになります。

 

 

本でも、

  • 物事の受け止め方や行動の仕方には、当然個人差があって、ある程度までは「個性」や「性格」として尊重されるべきものである。プライドの高い人。世間体を気にする人。すぐに人を信じてしまう人。融通の利かない人。一人のほうが気楽な人。そうした傾向は、人それぞれであり、いいとか悪いとかということではない。  ただ、こうした傾向も度が過ぎると、ちょっと困る場合が出てくる。
  • いずれにしろ、まず、ここまでで押さえておいてほしいのは、パーソナリティ障害とは、バランスの問題であり、ある傾向が極端になることに問題があるということである。パーソナリティ障害かどうかのポイントは、本人あるいは周囲が、そうした偏った考え方や行動でかなり困っているかどうかということである。ただし、本人は案外困っていないことも少なくないので、いっそう周囲は困ることになる。

-『パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか (PHP新書)

ということです。

 

 

何度もいいますが、「考え方」に「いい」「悪い」はありません。

ただ、生きていく上で、「自分が持ってる考え方」と「周りが持ってる考え方」を上手に理解してくことが「生きやすさ」につながるよ、ということです。

 

 

この本では、「パーソナリティ障害」をいろんなタイプに分けて、わかりやすく紹介してくれています。

 

もし本を読んで、当てはまるものがあって、「自分は、パーソナリティ障害なのか…?」と不安になる必要はありません。

 

この極端さは、別の見方をすれば、すぐれて「個性的」だと捉えることもできる。パーソナリティ障害の人は、幼い頃から抱えている生きづらさを必死に補おうとして、特別の能力を身につけ、磨きをかけていく。ハンディを持つがゆえの、代償性過剰発達が起こりやすいのである。それが、適材適所のチャンスに恵まれれば、一つの才能として開花することもある。

-『パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか (PHP新書)

 

つまり、「自分の思考のクセ」に合う環境を探せば、「生きやすさ」につながりやすいわけです。

 

 

ただあくまで本なので、心配な方は、個人で診断するのではなく、医療機関に行ってくださいね。

 

 

まとめ

 

今回は、自分を知るのに役立つツールを紹介しました。

 

お役にたてば幸いです。

 

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