本当の自分は1人だけど、自分らしさは複数ある話

生きやすくなるかも
Photo by Nizam Abdul Latheef from Pexels

 

「自分らしく生きよう!」

というコトバはかっこいいですが、意味を取り違えてしまうとつらくなってしまいます。

 

今回は、自分らしさは複数あるもので、それで大丈夫だよ、という話です。

 

自分らしさは1つという思い込み

 

で、つらくなるパターンというのが、

「自分らしさ」は、”1つしかない”

と思い込んでしまうパターンなんですね。

 

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「自分らしさ」が複数である理由

 

では、「自分らしさ」が複数ある理由を説明していきたいと思います。

 

 

「自分らしさ」というコトバが自分を分けはじめる

 

たとえば、

  • 学校の友達と会った時に、
「ういっすー」

と気軽にあいさつしたとします。

 

  • で、バイトや職場で同僚に会った時に、
「おはようございます」

と丁寧なあいさつをしたとします。

 

 

このときに、「自分らしく生きよう」というコトバを聞くと、

・「ういっすー」とあいさつする自分
と
・「おはようございます」とあいさつする自分

を分けて考えちゃう、と。

 

気軽に感じる方を「自分らしい」と勘違いしてしまう

 

ここで「分けて」考えることに問題はないのですが、

「自分らしい」のは「ういっすー」とあいさつする自分で、
「おはようございます」とあいさつする自分は、「自分らしくない」

と考えてしまうと、つらくなってしまうんですね。

 

 

なぜ「ういっすー」とあいさつする自分を「自分らしい」と感じるかというと、
「気軽に感じる自分」を”本当の自分”だと思ってしまうから、なんですね。

 

 

  • 「おはようございます」
  • 「お疲れ様です」

など、『言いたくないことをいっている自分』に違和感を感じるから、

「これは本当の自分じゃない。本当の自分は、なにも気にせずに話せる自分なんだ。」と考えるわけです。

 

 

ようするに、一般的にいわれる「自分らしさ」というのは、「気軽に生きている状態」をいうわけで、
「自分らしく生きよう」というコトバが出すニュアンスは、
友達と話すときに、なにも気を使わずに話している自分が”本当の自分”で、
よそ向けに丁寧な対応をするバイトや職場の自分は”ニセモノの自分”だと考えてしまうわけですね。

 

 

したくないことをするとつらくなる

 

で、もし「ういっすーの自分を『本当の自分』」と考えて、「おはようございますの自分を『ニセモノの自分』」と考えてしまうとどうなるかというと、
「おはようございますをいっている自分」がつらく感じるんですね。

 

なぜかというと、ヒトは本来いいたこととかしたいことをしているときが幸せなわけです。
食べたいときに食べて、寝たいときに寝る、と。

 

 

これの逆が、”誰かのために”働いているときに感じる「なんのために生きているんだ?」と同じ感覚になります。

 

「自分がしたいことも、やりたいこともできないのになんのために生きてるんだ。
こんなの生きてても、死んでるのと変わりないじゃないか」

、と。

 

もっというと、

「本当は『ういっすー』っていいたいのに、
なんで『おはようございます』っていわなきゃいけないんだよ。
こんなの本当の自分じゃない。ニセモノの自分じゃないか。
ニセモノの自分なら生きている意味なんてない!死んだほうがまっしじゃん。」

といった感じです。

 

 

ようするに、「自分らしく生きる」と”どれだけ気軽に感じるか”で分けてしまうと、

自分で『ニセモノの自分』を作り上げてしまい、その結果、『ニセモノの自分』のときをつらく感じ、生きるのがつらく感じるわけです。

 

自分らしさが複数である理由

 

じゃあ、つらくならないパターンの「自分らしさ」とはなんなのか?というと、

「仮面をつけかえること」なんですね。

 

 

先ほどいったように、

  • 「友達には『ういっすー』とあいさつする自分」

  • 「職場では『おはようございます』とあいさつする自分」

がいるわけです。

 

 

なぜこれが起きるかというと、
「仮面をつけかえているから」なんですね。

 

 

ようするに、

・「友達と話すとき用のお面」
・「職場で働くとき用のお面」

を持っていて、それをつけかえることで、

「ういっすー」という音を出したり、「おはようございます」という音を出せるようになるわけです。

 

本当の自分は1人、自分らしさは複数

 

そして、「本当の自分」っていうのは、「お面の下にいる」いるから、1人しかいない。
ただ、「自分らしさ」というのは「お面の数」「仮面の数」だけあるわけです。

 

 

  • 「友達A君と話す用のお面」
  • 「友達Bちゃんと話す用のお面」
  • 「家族と話すとき用のお面」
  • 「彼氏とイチャイチャするとき用のお面」
  • 「職場の上司にゴマするとき用のお面」

など、たくさんのお面を持っていて、
そのお面をつけているのは、なにを隠そう「自分自身」であり、「本当の自分」、すなわちお面をつけるヒトは、1人しかいません。

でも、「自分らしさ」というのは、「お面の数だけある」というのが、自然なんですね。

 

まとめ

 

今回は、「自分らしさ」は複数あるよ、それでいいんだよ、という話でした。

 

逆にいえば、「あ、今の自分はこのお面をつけて話してるんだな」

と気づくことができれば楽になります。

 

「どのお面をつけているか」を意識できると、つらさが減るので、

ぜひ試してみてください。

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